LOFTのバレンタイン広告の話、「表現の技術」

この世界に広告の存在する意味を日頃から大切に考えておくこと。それを作る人間が、人間をどう見つめているのか。直接的ではないけれど、やはりどうしようもなくそれはにじみでてしまう。

ポジティブな視点でつくられた表現だけが、人を幸福にするのです

ネガティブなことを表現にすると、一見面白いものに見えがちですが、その面白さはつくり手の下品な思想が珍しいに過ぎません。それをチャレンジと呼んではいけない。それを表現の自由などと呼んではいけない。

物議を醸したロフトのバレンタイン広告は作り手のミソジニー香る、気がついた人が軒並み不幸になる仕様だった。

たかが広告、されど広告。消費者を馬鹿にして、いったい何がしたかったのか。女同士の陰湿さの広告をウィットに富んだアイデアと履き違えてはいけない。

西武ライオ○ズの広告も、活躍してる選手とその影でバットに細工しているスランプのチームメイトとかにしてみたらいいんじゃないだろうか。


表現の技術―グッとくる映像にはルールがある

表現の技術―グッとくる映像にはルールがある