ビアンよりのバイ?

恋愛をテーマに雑談をしていて、ふと友人に言われたのがタイトルの言葉だった。

「あ〜じゃあ、牧野はビアンよりのバイなんだ?」

そのときは「どうだろうね〜」とクラフトビールを煽って流したけれど、今考えてみると、「ビアンよりのバイ」ってなんなんだろう。よく使われる言い回しだし、言わんとするところはわかる。けれど、違和感は拭えない。

散々自分の性的指向に悩んで、今はバイセクシャルとしている。喧伝することもないけれど、アイデンティティの一つではある。男の子も好きになるし、女の子も好きになる。だから、バイセクシャル

多分友人は、「男の子よりも女の子を好きになりがち」みたいなことを言いたかったんだろうと思う。けれど、それはビアンでもゲイでもなくバイだ。私はビアンでもないし、ゲイでもない。「女の子を好きになる人よりの両性を好きになる人」、ってなんだかなぁ、と思う。うーん。