兄が階段の天辺に座り込んでいた。どうやら疲れ切ってしまったらしかった。なにがそんなに疲れさせたの、ときくと、わからないという。お前の存在、なんて軽口を叩いてきたので、突き落とすよと脅した。とりあえず肩を揉んだ。肩甲骨と肩甲骨の間が張り詰め…
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