5月に読んだ本のまとめ

1. 時計じかけのオレンジ 新装版

映画は未鑑賞。ディストピア的な世界観と音楽によって厚みを増す主人公の悪行がまるで歌劇のようだった。

"善良"の原因さえよくわかっていないくせに、その反対のことがわかるわけないだろう?

善というのは、選ばれるべきものなんだ。人が、選ぶことができなくなった時、その人は人であることをやめたのだ。

2.チーズと塩と豆と

再読。ご飯についてのお話の中では「タルト・タタンの夢」と並んでお気に入り。暮らすこと、愛することと切って離せない食についての短編集。もし誰かに本を贈る機会があれば候補に入れたい。

3.かもめのジョナサン

再読。人と違うことがこわくなったときに読む。

きみたちの全身は、翼の端から端までーーそれは目に見える形を取った、君たちの思考そのものにすぎない。


今月は全然読めなかった。大学が始まったから、同時並行は苦手。